2015年03月16日

入山者ルール策定セミナー

入山者ルール策定セミナーが、平成27年3月6日に東京(新橋)で開催され、関係者の約40名が参加した。冒頭で山岳ジャーナリストの菊池俊明さんから「入山届と山のルール順守を巡って」と題した発表があり、入山届の義務化と入山ルールにの順守を求める機運が高まったとする世論を背景に、菊池さんの活動地の長野県及び近隣県で事情について報告があり、昨夏に岐阜県が制定した槍−穂高や笠ケ岳、それに御嶽山の届出条例を機に、長野・富山・新潟にもその気運であるとした。長野県では県下107山を対象に届け出の義務条例が検討されている。これに合わせ長野県警では山岳事故を専門に扱う「山岳安全課」を発足予定と報告した。
1980年頃から30年余りで、登山の実態や環境が大きく変質したとし、高齢化・国際化をはじめ便利すぎる登山環境、登山装備の進化が身勝手な登山を助長、観光登山の増加とともに増える地元負担を訴えた。
この報告のあと、富士山、北ア南部、石鎚のマナーを主体とした実情報告があり、最後にまとめのパネル討議が行われた。パネル討議の中では、若者世代を含め中高などの教化について、「地道に立っていく必要」が確認された。パネルラーには日本山岳協会自然保護常任委員の堀江女史が加わった。
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2015年02月27日

第5回 自然地域トイレし尿処理技術セミナー

第5回 自然地域トイレし尿処理技術セミナーが2月19日都内で開催され約100名の関係者(製造・山小屋など)が参加した。日本山岳協会の自然保護委員会から4名の常任委員が参加した。
セミナーの内容はハードウェアーとしのトイレ技術に特化された内容となった。

バイオ技術などが採用された山岳トイレが導入されて10年以上を経過する中、メーカーによる各種技術開発が行われているが、決定版の域には及んでいない模様である。また、この日問題視されたのは、老朽化施設の改修や撤去などの問題が今後浮上して新しい課題となることである。また登山シーズンに集中するトイレ利用で、トイレの処理の力を超えてしまい、快適なトイレ設備が劣悪な設備に化してしまう点であるという。
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2015年02月20日

トレランレースガイドライン説明会

2月17日(日)、東京・新宿御苑インフォメーションセンターにて、環境省自然環境局国立公園課(岡本課長、長田課長補佐、田村専門官)による『国立公園におけるトレイルランニング大会等の取扱いに関する説明会』が開催された。日山協から八木原副会長、石倉、西山、松隈が参加した。この説明会は15日にも開催され、徳永、小高が参加した。

『国立公園におけるトレイルランニング大会等の取扱いに関する説明会』というのは、トレイルランニング大会の国立公園内での実施に際するガイドラインといことで、本年度末に公示が行われる。

今回の説明会は公示に先立って行われものであるが、取扱い方針が次のように示された。
即ち、「コース設定に関する基本的な考え方として、国立公園の中でも厳正な保護を図っている特別保護地区及び第1種特別地域、それに準ずる自然環境をもつ場所は、原則回避。」とした。
説明会では、コース設定や大会開催やその他各種配慮事項、大会運営側や大会参加者の配慮事項が例示されガイドライン含まれる。

このガイドラインは各地域事情を踏まえ環境事務所で設置する管理計画に盛り込まれるほか、大会開催に関する相談や協議の前提となる。
posted by 山の守人 at 16:20| Comment(1) | 参加レポート